今後も成長が予想される風俗業界
店舗の形態の違い
風俗店の種類には、その形態で2つに大別されます。
一つは「店舗型」とよばれる、お客さんを受け入れる施設を持つ店舗。
もう一つは、店舗を持たず、お客さんの希望する場所へキャストを派遣する形態の「無店舗型」です。
「店舗型」には「ファッションヘルス」、「ソープランド」、「ピンクサロン」といった業種があります。
風俗業は、性的なサービスを提供する職業ですが、基本的に売春(「本番」行為)は禁止されています。
テコキやフェラチオ、素股等で、射精を促してあげる、というのが主なサービスになります。
中で、「ソープランド」だけは例外で、施設内で、キャストとお客さんが自由恋愛の上で「本番」に至る、という建前の上で唯一、その行為が可能である業種になります。
特殊な業種でもあり、営業できる場所も限られています。
増加傾向の無店舗型
風営法が改正され、店舗型の風俗店は、新規出店が難しくなった上に、現在営業中の店舗も改築も認められていないため、新規に参入する場合、また、現在店舗型の風俗店を運営している店も「無店舗型」の店舗へ業態変更を行うところも出ているような状況です。
こうした理由から、サービス提供スペースをもたないデリバリーヘルス、いわゆる「デリヘル」や、ホテルヘルス、いわゆる「ホテヘル」といった、キャストがお客さんの希望する場所へ出向いていく業態が増加しています。
この流れに促されるように、利用者も、無店舗型のサービス利用が増加傾向にあるようです。
他の業種と同様「本番」行為はご法度。
もしも違反してしまうと、お店にもよりますが、キャストに罰金を科し、解雇されてしまうこともあります。
また、お客さんの方も、キャストが軽圧に被害届を提出した場合は、最悪、逮捕される危険性もあります。